MENU
CLOSE

カンダまちおこし株式会社KANDA MACHI OKOSHI CO.,LTD.

©2022 KANDA MACHI OKOSHI CO.,LTD.

PROJECT DATA

岐阜県中津川市・市内6観光協会の1本化へ

DMO設立に向けたCFO業務の受託

エリア
中津川市
対応期間
2022年現在進行中
事業内容
観光マーケティング(DMO)支援事業

地域の概要

地区ごとに固有の文化と歴史を誇る
観光資源の宝庫

岐阜県の東端に位置する中津川市は人口約76,000人。馬籠宿、付知峡、苗木城など、市内には複数の観光見所を有しています。「リニア新幹線」開通の際には、中津川市にリニア岐阜県駅が設置されることが決定しており、リニア開業後は首都圏からの岐阜県の玄関口となります。

2005年の市町村合併で越県を含む1市7町村が合併していますが、それぞれの地区ごとに固有の文化と歴史があり、各地の6つの観光協会はその際統合に至らず、ばらばらに活動してきました。

苗木城

付知峡

馬籠宿

課題

市内に6つの観光協会が点在
連携不足で、産業化に至らず

森林と川の自然資源、中山道の街道文化が交差し、豊富な観光資源を持つエリアです。しかしながら、製造業にけん引される産業構造、宿泊施設の集積や有料駐車場がないなどの要因から、観光が「産業化」するに至っていませんでした。

さらに、市内に6つの観光協会がばらばらに存在し、DMO[Destination Marketing/Management Organization:観光地経営の司令塔となる組織]機能を担う司令塔が不在の状況が十数年にわたり続いてきました。観光協会が1つになっていないため、広域周遊の観点から、高山・白川郷・下呂といった有力観光地との連携・相互送客態勢ができていない状況も継続していました。

解決策

6観光協会を一本化
DMO機能を担う「中津川市観光局」発足

コロナ禍で落ち込んだ観光客を呼び戻し、リニア開業を見据えた観光地づくりを推進するため、私たちは観光協会一本化に向けて2年にわたる伴走を続けてきました。

そしてついに2022年3月25日、市観光連絡協議会の場で議論を重ね、中津川市内にある観光協会6団体[中津川、馬籠、やさか、付知、蛭川、加子母]をまとめる「中津川市観光局」が発足。中津川、落合、馬籠の旧中山道3宿、苗木城跡、付知峡、和菓子など各地域の特色を観光資源としてアピールするために一本化に至りました。

2022.6.15 一般社団法人 中津川市観光局 設立
岐阜県中津川市観光局webサイト | 岐阜県中津川市の観光がもっと楽しくなる! より)

 

サスティナブル・ツーリズムに向けて
事前合意

伴走を通じて、地域全体で行う持続可能な観光地づくり(サステイナブル・ツーリズム)の指針として「2030年ビジョン」とそれに紐づくアクションプランを策定。6観光協会で事前に合意ができたことで、一本化への道が拓けました。

観光地の財政形成に向けた
サポートを継続中

「一般社団法人中津川市観光局」設立後、「CFO」[最高財務責任者]として、DMOが持続して活動でき地域の観光地を発展させるための財源形成に向けてサポートを継続中です。

お問い合わせ

CONTACT US

ご相談や講演・視察・取材の依頼は
こちらから。